MSRでは環太平洋地域モデルや、プロモデルの一部に非常に耐久性の高い「エクストリームシールドコーティング」を使用しています。また、これに伴い縫製方法や糸も変更し、シームテープがなくても縫い目から雨漏りが起こらないシステム、「エクストリームシールドシステム」をテントに導入しています。
基本的にはシーム剤を塗布する必要はありませんが、より厳しい環境でキャンプをする可能性があるユーザーや、長雨の中でもキャンプしたいユーザー、突然の大雨に対して備えたい場合はシーム剤を縫い目に塗布しておくことをおすすめします。付属のシーム剤は、耐久性も高く一度塗っておけば、長い間メンテナンスフリーで使用することが出来ます。
今回は、テントにシーム剤を塗布する方法をご紹介しますので是非参考にしてみてください。
シーム剤の塗り方
準備するもの
- テント
- 固くしぼった布(きれいな雑巾など)
- ウエス
- シームグリップ+FC(または+WP)
- ゴム手袋
1.
テントを設営する。フライシートは裏返しに被せる。室内で行なう場合は換気に注意。
2.
濡らして固く絞った布で縫い目を拭いてきれいにする。
3.
ゴム手袋をつけ、シーム剤を縫い目に塗る。
4.
はみ出したり垂れたりしたらウエスで拭き取る。
5.
生地の端をめくり、重なった部分にも塗る。
6.
ファスナーテープにも塗る。コイル部分にシーム剤が付かないように注意する。しっかり乾燥させて完成。