“アウトドアの何でも屋”こと牛田が
買って良かったモノを独断と偏見でお届けする
新連載“Bull’s Best Buy”略して“BBB”!
第一弾は、今猛烈にハマっている山飯「イチカラそば」についてお届けします。
山の上で温かい美味しい蕎麦が食べれる幸せ
この2年ほど、飯が伴うアクティビティに行くときに必ず持っていくものがある。“イチカラそば”という袋麺だ。実はフィールドだけでなく自宅でも食べるほど気に入っている。何がそこまで気に入ったのか、簡潔に3つ挙げたい。
- めちゃめちゃ美味い
- 有機そばで全粒粉が使用されている
- 量が多い(1.5人前はある)
そばの袋麺は他にもある。でも味はそこそこ、量が足りない、しかも化調がふんだんに使われている。乾麺もあるがキャンプであれば水で締めることもできるが山ではそうはいかない。その点イチカラそばはお湯を注ぐだけ、もしくは茹でるだけでOK。何より有機そばというのが素晴らしいではないか。齢、ハーフセンチュリーを迎えた筆者、多少は健康と口に入れるものが気になる年齢となってきた。有機だから全粒粉だからカロリーが0になる訳ではないが、罪悪感なく沢山食べれる!と思うのは筆者だけか。そばは“低GI食品”に分類される。実は低GI食は高強度パフォーマンスを損なわずに基質代謝に影響を与え得ることが分かっており、持久力もアップする。登山などアウトドアアクティビティに最適な食品ではなかろうか。またトッピングで楽しめるのも気にいっている。今は色々な乾物や常温OKなもの、真空パックがあるし、フィールドで山菜やキノコを現地調達して楽しむこともできる。
山の上で温かく美味しい蕎麦が食べれる幸せ。是非皆さんにもこの幸せを感じて欲しい!

吉田勇童さん
イチカラ畑 代表
小千谷出身で、北海道でスノーボーダーとして活動していたが、中越地震をきっかけに新潟に帰郷。現在もプロのスノーボーダーとして活動を続けながら有機そばを作っている