キャンプツーリングを楽しむ杉沼えりかさんの愛車は110㏄のホンダ・ハンターカブ。
積載量が限られる小型のバイクで、いったいどんな装備を選んでいるのか?見せてもらいました。
動画
シールラインにお気に入りの道具を詰めて晩秋の西湖へキャンプツーリング

深大寺養蜂園を営む養蜂家の杉沼えりかさんは、ホンダのハンターカブでキャンプを楽しんでいる。キャンプは父親の影響で子どもの頃から。17歳でバイクに乗り始めて、ふたつの趣味は、なるべくしてひとつになった。
機能的なアウトドアの道具が好きだと話す。ストーブとコーヒーミルはいつも積んであって、気に入った場所があればコーヒーブレイクしていたのが始まり。「目的地があって出かけるというよりは、移動中に気に入った場所があれば立ち寄るという感じだったんですが、気がついたら道具がいろいろ増えていて(笑)」

テントはMSR /ハバハバシールド2(¥99,000)を愛用。
湖を望む一等地を確保するために朝イチでキャンプ場に入った。

1981年の登場時は「トレッキングバイク」というカテゴリーだったCT110ハンターカブ。多少の不整地も問題なく走れる。

長距離は大変かと思いきや「寄り道しながら走るので意外と大丈夫ですよ」。レトロな喫茶店に立ち寄るのが好き。この日は道の駅で野菜を物色。
積載量が限られるバイクには、軽量・コンパクトを重視する登山やバックパッキングの道具がぴったり当てはまる。バイクツーリングに特化した道具をつくるメーカーももちろんあるが、バイク乗りは、必ずしも便利をよしとはしない。「たしかによくできてるんですけど、こっちの方がかっこいいんですよね」
そう言いながらうふふと笑い、キャリアのシールラインをポンと叩いた。

いいところ。富士山を望む湖畔のポイントを見つけてひと休み。
アウトドアギアを選べばミニマムでも快適なバイクのキャンプができる


ツーリングに欠かせないSEALLINE /ジップダッフル40L(¥38,500)。
汚れも雨も気にしなくていい完全防水なので、リアキャリアにそのまま積んですぐに走り出せる。
汚れも雨も気にしなくていい完全防水なので、リアキャリアにそのまま積んですぐに走り出せる。

すべてサーマレスト。
- 寝袋=パーセック-6℃(¥83,600)、
- マット=ZライトソルR(¥9,900)、
- 枕=エアヘッドピローR(¥8,250)、
- コット=ウルトラライトコットR(¥30,800)

コンパクトにたためるプラティパス/プラティ2Lボトル(¥2,530)は、バイク乗りの間でも定番のアイテム。
水に臭いが付かないのがいい。
水に臭いが付かないのがいい。

焚き火をするときはTEPPA /弥彦(¥11,000)も。
手頃なサイズの両刃は女性にも扱いやすい。先端の突起が打ち下ろしたときに刃を守る。
手頃なサイズの両刃は女性にも扱いやすい。先端の突起が打ち下ろしたときに刃を守る。

LEDの時代にUCO/キャンドルランタンブラス(¥5,940)を選ぶのは、あえて不便なオートバイに乗る感覚と似ているかもしれない。
真鍮はバイクのメタルな感じにもよく似合う。
真鍮はバイクのメタルな感じにもよく似合う。

フロントキャリアにしっくり収まるICEMULE/インパルス(¥15,400)。
すぐに手が届くので暑い夏のツーリングでありがたい。持ち歩きやすいサイズで日常生活でも重宝する。
すぐに手が届くので暑い夏のツーリングでありがたい。持ち歩きやすいサイズで日常生活でも重宝する。
深大寺養蜂園
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