テントは衣食住の「住」にあたる大事な道具です。自立式のテントは設営も簡単ですが、正しく設営されていないケースもよく見られます。正しく設営されていないテントは本来もつ機能が発揮されなかったり、場合によっては破損してしまうこともあります。ここでは、テントを設営するための基本的な方法や間違えやすいポイントをご紹介します。
目次
Toggleテントは必ず固定しよう!
正しく設営するためにはペグダウンが必須。自立式テントはペグダウンしなくても立ち上がりますが、強風では耐えられずに倒れてしまうこともあります。ペグループをしっかりと引き、60度程度の角度をつけて打ち込んでください。
備えあれば憂いなし!ガイラインが運命の分かれ道!?
風が強くなりそうなときは、フライシート側面のガイラインアタッチメントを利用してガイラインを追加することで、テントの強度を高めることができます。予備のガイラインやペグを用意しておくと悪天候下でも安心です。
とは言っても、強風は突然やってくるのが大自然。ガイラインは特別な理由がないかぎり基本的に張っておいて損はありません。
フライシートにテンションをしっかりかけよう!
フライシートには、雨や結露による漏水を防ぐ役割があります。
ピンと張れていないと、フライシートとインナーテントとの間に空間を作れず、張り付いて漏水を引き起こします。
張り具合はこまめにチェックしましょう。
フットプリントを使えば汚れや傷から守れる!防水効果もプラス!
別売りのフットプリントは必需品ではありませんが、使用することでテントの底に汚れが付くのを防ぎ、石などの鋭利なものからボトムを保護することができます。コーティング面を上にすると傷みにくく、長持ちします。また、インナーテントのフロアだけでは対応しきれない長雨でもフットプリントがあれば防水効果の向上が期待できます。
ポール収納時に端からおっていませんか!?それ、実はNGです!
ポールにはショックコードが内蔵されています。このショックコードに過度な負担がかからないように、収納する際は端からではなく、中央から折りたたむようにしましょう。こうすることでショックコードのテンションが偏らず均等になりゴムが長持ちします。