テント泊で一番重要といっても過言ではないのが“快眠・安眠”。これができないと疲れを癒すことができないだけでなく、翌日楽しむことができなくなってしまう。野外での寝具を紹介します。
目次
Toggleマットの種類と特徴
クローズドセル
ウレタンをベースにしたマットで、折り畳み式、ロール式がある。表面に凹凸を入れることでクッション性を出しているもの、アルミを蒸着させて熱反射をさせるものなどがある。
自動膨張式
ウレタンの元に戻ろうとする特性を利用し、バルブを開けるだけで自動的に空気を吸い込み膨らんでくれる。ただこれだけではパンパンにならないので、自身で空気を追加する必要がある。
エアーマット
軽量でコンパクトに収納でき、クッション性が高く寝心地がいいのが特徴。難点は、空気を沢山入れなければならないこと。パンクするとクッション性がなくなってしまうこと。
寝袋の種類と特徴
形状
封筒型
長方形で内部が広く、布団感覚で寝れる。ほとんどのモデルはファスナーを全開すると一枚になる。上部をコードである程度閉じることができるモデルもあるがマミー型より保温力は劣る。
マミー型
顔以外をすっぽり覆うミイラのようなカタチ。体と寝袋の隙間が少なく、保温力が高い。窮屈そうに見えるが、多くのモデルは足元を立体的につくるなどして締め付けを解消している。
中綿の種類
化学繊維
ダウンに比べ安価で水に濡れても保温性を失わないが、同スペックのダウンに比べると嵩張る。収納時は半分に折って端から丸める。
ダウン
化繊に比べ軽量コンパクトだが高価で水に濡れてしまうと保温性を失う。収納時は端から隙間ができないように詰め込んでいく。