BACKCOUNTRY RESEARCH

【BBB vol.7】“シンプル イズ ベスト”な焚火台|UCO フラットパックグリル

いや~今年も暑かった!

報道番組では連日“猛暑日”を伝え、“観測史上最多”とか“連続日数最多”とか、、もう聞いてるだけで暑い!

が、ようやく朝晩は秋が感じられる今日この頃。秋と言えば“食”と“焚火”!と、くれば“酒”だが、今回は“酒”はグッと堪えて、食と焚火を全開で楽しめちゃう焚火台を紹介したいと思う。

筆者はそこまで焚火にうるさい方ではないが、仕事柄、焚火台を多数所有している。その中でも車に常に積んである焚火台がある。UCO フラットパックグリルだ。

ハート型がチャーミングだ

この焚火台の気に入っている点は3つある。

1つ目は何と言ってもコンパクトになるところ。モデル名のとおり“フラット”になるのがウリだ。Mサイズの収納サイズは37.5×27×3.5cmと15.6インチのラップトップと同じぐらいのサイズになる。Sサイズに至っては12 or 13インチクラス!ラップトップのように収納時は薄くなるので、バックパックにも入るし、車のちょっとした隙間に入れて置ける。

邪魔にならないコンパクトさがいい

2つ目は展開が面倒でなく速いところ。正直この焚火台より薄くなるのは沢山ある。が、展開が面倒なものも多い。ここ組んで脚付けてみたいな。。このフラットパックグリルは構造がシンプルだから20〜30秒もあれば展開できる。パッと展開できるまさに“シンプル イズ ベスト”な焚火台なのだ。

慣れれば数十秒で準備完了だ

3つ目は日本向けのオプションがちゃんと用意されていること。UCOはアメリカブランドだから付属しているグリルの目がめちゃめちゃ広い。。アメリカ人みたいにTボーンステーキのような分厚いステーキ肉を焼くなら全然問題ないが、日本はBBQ=焼肉なので、スーパーで買ったカルビ肉などは悉く火床へダイブすることになる。筆者が大好きなホルモンなんぞ、もはや着火剤を投入しているようなものである。。で、日本オリジナルでステンレス製のしっかりとした目の細かいグリルを用意してくれているのだ。それと酸欠で火力が落ちるのを防ぐロストルもちゃんと用意されているのも嬉しいポイント!

別売の焼肉対応網はマストバイだ
もちろん付属の網も使える
ロストルも用意されている

サイズ展開はS/M/Lと3サイズあり、一番大きなLに関してはグルキャンなど大人数に対応できるサイズになっている。

ソロなら十分なスモール
スタンダードなミディアム
ファミキャン用のラージもある

それと一昨年フラットパックシリーズに追加されたのが、フラットパック スモークレスグリル!

スモークレスって何ぞやってなると思うので少しだけ説明すると、火床を深くして煙突効果(上昇気流)を利用して高火力なる、で、側面を2層構造にすることで1次燃焼で燃えきれなかったガスが本体の中で暖められて上部で再度燃焼すると2次燃焼になる。これが超高火力となり、煙が少ないというわけ。なので、まったく煙が出ないわけではないのでご注意を。

側面2面が2層なので、そこまでフラットにはならないが収納時の厚みは6㎝!2次燃焼できる焚火台としては優秀。また展開もフラットパックグリルと同じように楽なので気なった方はこちらをご覧頂きたい。

これがあれば涙とはおさらばだ

サンマに松茸、さつまいも!いずれもグリルに最高な食材たち!

思い立ったが吉日、パッと展開できるフラットパックグリルで秋の夜長を楽しんでは如何だろう。

シンプルで、簡単だから何も考えず楽しむだけ!
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