【渓流釣り × MSR 浄水器】飲み水は現地調達しよう!

ByMOT

4月 23, 2022

MSRのトレイルベースウォーターフィルターキットは、ふたつの方法で安全な水をつくれる浄水器。機動力が高く、渓流釣りのようなアクティビティにもぴったりです。
人里離れた源流で浄水器がいかに役立つか、ふたりの釣り好きの釣行を追ってみました。

先行者がいないことを願いながら最後の一本を求めて沢を詰める

 禁漁間近の9月中旬、“今年最後の一本”を求めて、北陸の沢へと足を延ばしました。今回は白馬を拠点にウィンターシーズンはゲレンデとバックカントリーガイド、グリーンシーズンはSUPガイドを行っている「マウカ アウトドア」の福島 格さんとの釣行。格さんはガイド業の傍ら、狩猟免許も所持するハンターで、大の釣り好きでもあります。

 駐車場で装備を整え、沢へ。若いころは釣りたい一心でこの山行そのものがもどかしく感じていましたが、今は“大人のゆとり”で山行自体も楽しめるようになりました。歩き出した早朝は秋を感じさせる気温でしたが、日中はぽかぽか陽気が心地よい。今までの釣行やスノーボードの話をしつつ、周りに目をやれば色づき始めたヤマウルシに秋を感じながら歩を進め、数本の沢を渡り渓相をチェックしているとそこは釣り人、だんだんテンションが上がってきます。ほどよいスペースを見つけ手早く拠点を作ります。今回選んだ野営幕はMSRのフロントレンジ。専用ポールが付属せず、トレッキングポールで設営できるため、非常に軽量コンパクト。2名程度の山釣りには最適なシェルターです。グランドシートを敷きサーマレストに空気を入れ、寝床も完了。いざ釣りへ!

 おっと、その前に水の確保をしなければ。

 一昔前であれば喉が渇けば沢水をそのまま飲んでいましたが、20年ほど前から沢の汚染が問題になっており、煮沸するか浄水器を使うようになりました。登山者のし尿やゴミ、増加し続けている鹿など動物の糞尿や死骸により、大腸菌をはじめ原生生物やバクテリアが沢水に入り込んでいるため、生水を飲むのを止めたのです。北米や北海道では生水は決して飲みません。キツネや野犬が媒介するエキノコックスが広く知られているからです。このエキノコックスは埼玉県や愛知県でも確認されており、本州へ南下している可能性があるため、汚染も加味すれば煮沸や浄水は必須といえます。ただ、煮沸は面倒ですぐに喉の渇きを癒してはくれないので、すぐに飲み水が作れる浄水器は非常にありがたいアイテムです。山行中の腹痛は自身がしんどいのはもちろん、予定がずれ、パーティー山行であれば迷惑になることもあります。そうならないためにも“転ばぬ先の杖”“お守り”的に浄水器を持参することをお勧めします。浄水器のフィルターは大きく分けて2種類、耐久性に優れたセラミックフィルターとろ過能力が高い中空糸膜のフィルターがあります。今回は軽量コンパクトで機動性に優れた中空糸膜採用のMSRトレイルショットをベースとしたMSRトレイルベース ウォーターフィルターキット(以下、トレイルベース)をチョイスしました。もちろんエキノコックス(卵も)OK!

 このトレイルベースは「トレイルショットマイクロフィルター」の機動性と「オートフローグラビティマイクロフィルター」の利便性を兼ね揃えた浄水器で、ベースでは重力落下式の浄水器として、トレイルではハンドポンプ式の浄水器として使用できるのが特徴です。重力落下式で使用するときはDIRTYとプリントされたリザーバーに沢水や汚れた水を入れ、トレイルショットのホースを接続、先端をCLEANとプリントされたリザーバーに付ければ完了。あとは重力で自動的に4Lの水を浄水してくれます。ポンプ式であれば4Lの水を作るためには、休まず4~5分ポンピングしなければならず、さすがに腕が疲れてきます。休み休みやると10分ぐらい掛かっている印象です。それが手放しで大量の水を作れるというのがトレイルベース最大の利点です。一方トレイルではフィルター部分単体で持ち歩きます。どんな浅瀬でもホースの先端が水場に入っていればその場で水を飲むことができるので、リザーバーで沢水をすくえない状況でも対応ができるメリットがあり、手持ちのボトルやハイドレーションがあればろ過した水を持ち運ぶことができ、水分補給がしっかりとできます。通常の登山においてもこのフィルター部分とドロメダリーバッグやプラティパスのソフトボトルを持っていけば、わざわざ重い水を麓から背負って行かずとも、途中の水場やテン場そばに水場があれば設営後に空荷のザックを使って補給しにいけばよいのです。なにより荷物が軽くなり山行そのものが楽になります。

 手ごろな流木でトライポッドを作り、DIRTYのリザーバーに沢水を入れ、トレイルベースを組み込みセット完了。さあ、準備はこれくらいにして、夕間詰めまで沢を詰めていきますか!

使用しているギア

今回の釣行で使用した道具をご紹介します。

【MSR】
TrailBase Water Filter Kit 4L

トレイルベースウォーターフィルターキット4L

収納サイズ:14×28㎝
重量:516g
¥24,200


渓流釣りと相性抜群の二刀流ウォーターフィルター

MSRのトレイルベースウォーターフィルターキットは、ふたつの方法で安全な水をつくれる浄水器。ポンプ付きのフィルターは単体でも使用可能なので、ベースキャンプでは大容量浄水器として、行動中は携帯用浄水器として使い分けられ、機動力が高く、渓流釣りのようなアクティビティにもぴったりです。

【husegu】
Trail Mosquito Net For Hat

トレイルモスキートネット ハット用

重量:15g
¥1,540


わずか15gの防虫対策

ハットの上から被せるヘッドネットで、蚊やアブ、ブユなどの嫌な虫から頭部を守ります。筒状なのであらゆるハットにフィット。裾部分はドローコードで調節可能。ネットはハリがあるポリエステル製で、肌に張り付きにくく、シワになりにくくクリアな視界を保ちます。キャップ用もあり(¥1,870)。キャップ用は耳部分を二重にしてネットに触れる肌を守ります。

【SEAL LINE】
E-Case M

Eケース M

サイズ:15.5×20.5cm(外寸)、11.5×16cm(内寸)重量:48g
¥3,300


水際でも安心してピンチ、タップ、スワイプ

スマートフォンやGPS、タブレットなどが入れられる防水ケースは、濡れる可能性が高い渓流ではぜひとも用意したいアイテム。透明な窓の上からタッチスクリーンを操作できます。4サイズあり、MはiPhoneSEのような小型のスマートフォンのほか、財布や車のキーなどの貴重品入れにもちょうど良いサイズです。開口部には防水のシールロッククロージャーを使用。深さ1mで30分間の浸水テストもクリアしています。

【Counter Assault】
カウンターアソールト・ストロンガー

本体:¥14,740
専用ホルスター:¥3,850


北米でもっとも信頼されている熊よけ

人影少ない山中で気になるのが熊との遭遇。いざというときに頼りになるのが熊よけスプレーです。グリズリーの生息地であるアメリカ・モンタナ州で研究・開発されている製品で、レバーを押すと圧縮された唐辛子エキスが5〜10m噴出し、強力な刺激で熊を撃退します。取り出しやすい専用ホルスターでの携行がおすすめです。

【SEALLINE】
Pro Drypack 70L

プロドライパック70L

重量:2,150g
¥30,800


テント泊の装備も濡らさず運べる大容量防水バックパック

本格的な背面システムを備え、大容量もしっかり背負えるバックパック型ドライバッグです。背面にはフルレングスのフレームシートが入り、肩にかかる荷重を腰へと分散。背面長は3段階に調節可能で体格に合わせて背負えます。本体は軽量で耐久性が高いPUコートポリエステル。ボトムは強化してあり、岩に擦れても心配ありません。ショルダーとウエストベルトは取り外しも可能。さらに大容量の120L(¥35,200)もあります。

【MSR】
Front Range

フロントレンジ

設営時のサイズ:2.74×2.74m×H1.62m
収納サイズ:30×13cm
最小重量:740g
総重量:910g
¥46,200


バックカントリーのベースキャンプ

1ポールのシェルターは、渓流釣りやバックカントリースキー/スノーボードのような、小さいグループで装備を切り詰めつつもスペースをシェアしたいときに最適の選択です。ポールは付属せず、設営にはトレッキングポールを使用します。大人4人が寝られるサイズながら本体のみなら740gと軽量で、ポールがないぶん収納もとてもコンパクトになります。従来のコーティングよりも3倍長持ちするエクストリームシールドシステムを採用しており、耐久性も十二分。別売りのバグシェルター(¥41,800)を使用すれば、虫が多い季節も快適に使用できます。

【MSR】
Pocket Rocket 2

ポケットロケット2

サイズ:3.4×4.4×7.9cm
本体重量:73g(ケース、カートリッジを除く)
最高出力:2,143 kcal/h
¥8,250


コンパクトだからいつでも一緒

焚き火をする渓流のキャンプでもストーブがひとつあると重宝します。わずか73gのポケットロケット2なら装備に加えるのに躊躇はいりません。軽量コンパクトなのでベースキャンプを離れるときにも迷わずパックの中に。小さくても実力は十分です。バーナーヘッドには風を防ぐY字のウィンドクリップが付き、1Lの水を約3.5分で沸騰させるパワーがあります。

【MSR】
Trail Mini Duo Cook Set

トレイルミニデュオクックセット

サイズ:鍋=12.8×12.5cm、ボウル=12.8×7.6cm
重量:264g
¥7,700


ふたりで使える最小限のクッカー

アルミ製の1.2Lポットとポリプロピレン製ボウルの組み合わせ。ポットにはラバーが巻いてあり、リフターも付属します。ポットの中にポケットロケット2とISOPROの227缶がぴったり収まる文字通りミニマムなクックセット。これならアクティビティにも連れ出せます。

【MSR】
Titan Mag Cup

チタンマグカップ

重量:50g
¥6,600


クッカーにもなる軽量マグカップ

軽量で堅牢なチタンのマグカップです。釣りに夢中になってコーヒーが冷めてしまっても大丈夫。そのまま火にかけられるので、いつも熱々が楽しめます。

【MSR】
MugMate Coffee Filter

マグメイトコーヒーフィルター

重量:28g
¥2,750


思いついたらティーブレイク

マグカップと組み合わせて使えるフィルターです。フィルター部はステンレスメッシュで繰り返し使用可能。フィールドで気軽にコーヒーやお茶が楽しめます。

【PackTowl】
UltraLite Towel Hand

ウルトラライト ハンド

サイズ:42×92cm
重量:43g
¥4,070


よく拭ける、すぐ乾く、気持ちいいアウトドアタオル

ウルトラライトは、少しでも荷物を軽くしたいミニマリストのためのモデル。パックタオルのラインナップではもっとも軽量です。自重の4倍の水分を吸収し、絞ればすぐに乾くので使い勝手も抜群です。「フェイス」「ハンド」「ボディ」「ビーチ」の4サイズ、3色のカラーで展開しています。

【UCO】
Titan Fire Striker

タイタンファイヤーストライカー

サイズ:10cm
重量:96g
¥2,420


濡れに強い火起こしアイテム

鉄とセリウムの合金「フェロセリウム」の本体をストライカーで削り、火花を飛ばす着火アイテム。10cmのビッグサイズでストライカーとの設置面が広く、大きく安定した火花をつくれるのが特徴です。ファイヤーストライカーは濡れに強く、濡れても水分を拭えばすぐに使えるので水辺のアクティビティには最適。扱いに習熟すれば、乾いた薪とこれだけで火を起こすことも可能です。使用回数はなんと約15000回! ステンレス製のストライカーは、マイナスドライバー、栓抜き、4サイズの六角レンチも備えています。

【TEPPA】
焚火鉈 弥彦

刃渡り:130mm
柄:195mm
全長:330mm
重量:394g
¥9,350


小さな焚き火にちょうどいい、ユニークな箸付鉈

先端に突起をもつユニークな形状の鉈は、「海老鉈」や「箸付鉈」とも呼ばれています。誤って刃先を打ちつけたときもダメージを受けないだけでなく、手の延長のように使って地面に落ちた枝などを集めることもできます。刃厚5mmの両刃は薪の小割りがしやすいサイズ。少人数の小さな焚き火のそばにちょうどいい一本です。木に当たる先端に硬い鋼を使い、そのほかの部分に軟鉄を組み合わせた刃は比較的研ぎやすく、切れ味が長持ちするのが特徴。刃も、硬い樫の木でできた柄も、すべてを新潟県三条市の工場で手作りしています。名前は新潟県の名峰、弥彦山からもらいました。

【Therm-a-Rest】
NeoAir Venture Reguler

ネオエアーベンチャーレギュラー

サイズ:51×183cm
重量:560g
¥14,300


リーズナブルなエアーマットレス

サーマレストのエアーマットレスではもっともリーズナブルな3シーズン用モデルです。エントリーユーザーにも求めやすい価格ですが、性能は妥協していません。マットレスの内部は波状に区切ってあり、熱の放出を抑えて断熱性を維持。単純な一気室のマットレスに比べ、およそ2倍の温かさと強度を備えています。使用時の厚さは5cm。石が転がる沢沿いでも凹凸を気にせず気持ちよく眠れます。

【MSR】
Titan Fork & Spoon

チタンフォーク&スプーン

重量:スプーン=15g、フォーク=13g
¥3,960


チタンは軽いだけじゃない

軽量なチタン製のカトラリー。軽いだけでなく熱に強いので直火に当てても大丈夫です。枝の先にフォークをくくり付けて、ソーセージでもマシュマロでもお気に召すまま。

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